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自分を責めていませんか?ADHDの子育て

2016/07/17

んにちは!

発達障害のための
スピリチュアルヒーラー
うっちーです。

 

「こんなのもう耐えられません!!!!」

 

発達障害のお子さんを持つママさんが
あるとき泣きながら、僕に言いました。

 

「毎日、毎日、息子が学校に行けば、
 みんなから白い目で見られています!

 こんなのもう耐えられません!!!」

と。

 

このママさんは、
小学校二年生のADHDの息子さんのことで
悩んでいらっしゃいました。

 

 

息子さんは、
同級生たちから無視されている
のだそうです。
体育の授業などで、
ペアを作るときもいつも最後まで一人

休み時間になっても
誰も息子さんと遊んでくれないのだそうです。

 

キッカケは、
息子さんが授業中に
口ゲンカしてしまった相手のお子さんの
腕に噛み付いて流血事件に至ったとのこと。

 

それ以降、周りの子達から
「危ない子だ!」
って言われ始めて、
みんなが距離を取り始めたのだそうです。

 

緊急の保護者会が行われて、
教頭先生や担任の先生から説明があり、
表面的には収まりましたが、

それ以降、このママさんに対する
風当たりもすごく強くなったそうです。

 

ある保護者の方は、
「もう過ぎたことだから
 気にしないでね!」
っていうのですが目を合わせてくれず、
言葉もどこかよそよそしさを感じて。

 

その態度にこのママさんは、
胸にズキューン!!!
と重たく鋭い矢が走ったような感じがしたそうです。
もう消えてしまいたい!
とも思ったそうです。

 

「これ以上、同じ学校に
 息子を通わすのは無理かも?」
って思って、転校を考えたそうです。

 

でも、この事件があるまでは、
母子でとにかくがんばってきたそうです。

そして、
何とか食らいつくように
小学校の普通級に通い続けてきました。

 

周りの人たちに
「やればちゃんとできる子なんだ!」
って分かって欲しかったのだそうです。

 

ですが、この事件で
一発で水の泡
になってしまいました。

 

 

もう、どうしていいのかわからないし、
何をやってもうまくいく気がしないのだそうです。

 

 

 

ママとして何もできない
自分が情けなくて仕方がないそうです。

 

だから、
お子さんの目を見て話すことが
できなくなってしまったそうです。

 

旦那さんも気遣ってくれてますが、
「頑張ろう!
 君が頑張らないでどうするんだ!」
みたいなことしか言ってくれないそうです。

だから、
わかってもらった感じが
ぜんぜんしないのだそうです。

 

そして、ある日、
ママさんは気持ちのやり場がなくなって、
お子さんに、

「お前がもっとしっかりなさい!」

「友達に迷惑かけるお前がいけないんだ!」

って、口汚く罵ってしまうのだそうです。

 

お子さんが悪いのもわかっているし、
お子さんを責めても仕方がないのは
わかっていたそうです、、、、

 

ですが、
もう感情のやり場がなくて、
「この子さえいなければ、、、」
って思いが抑えらえれなくなってしまった
のだそうです。

 

その日の出来事は、
ママさんは崖から飛び降りたいほど
激しく後悔しているといいます。

 

すでに、
学校で辛い目にあって、
みんなから無視されて傷ついているお子さんを

勢い余って傷つけてしまったこと。

ママさんは常々、
「この子は私が支えないといけない!」
って強く思っているそうです。
そのためだったら
どんなことでも我慢する!

って誓ったのに

でも、やっぱりダメだったー、、、と。

そんな後味の悪い出来事だったそうです。

 

このママさんと息子さんのこと、
起きてしまったことは仕方ないですよね?

 

お互いちゃんと謝って、
またちょっとずつ頑張っていけばいいと思います。

 

このママさんは、
すっごく反省されていて、
本当に痛いほど辛さが伝わりました。
でも、きっとお子さんと、
そして周囲の人との協力を得て、
また乗り越えられると思っています。

 

でね、
今回こんな話を書かせていただいたのは、

こうならないためには
どうしたらいいか?

という話をお伝えしたかったのです。

 

 

あなたは、
いまお子さんのために
すごく頑張っているのではありませんか?

 

時間も体力も
お子さんのために犠牲していませんか?

 

お子さんに対して、
我慢していることはありませんか?

 

ちょいちょいお子さんのことで
学校に呼び出されたり、
学校の先生に頭を上げたり、

お子さんの病気のことで、
病院に連れて行って、
本当は飲ませたくない薬をもらってきたり、
お子さんの症状が改善できるなら!
と、いろんな会合に参加したり、

朝から晩まで、
お子さんのことで頭がいっぱいになっていませんか?

 

それは、
母の愛
ですよね!

 

それだけのエネルギーが湧いてくるのは、
我が子のため!
っていう本能のようなものが
あなたを突き動かしているからなのでしょう!

 

でも、
そのままでいたら、
あなたも参ってしまうでしょう。

 

あなたが頑張って、
そして頑張りすぎているから、

緊張の糸が
ぷつっ!!!
と切れてしまうと、
お子さんに当たってしまうのでしょう。

 

ですから、
もし、お子さんに
当たってしまったとしても、
あなたは自分を責めないでください。

 

責める必要はないのですし、

あなたが自分を責めている姿を
お子さんが見たら、
自分のためにママが苦しんでいる!
って感じるでしょう。

 

ですから、
お子さんにとっても悲しいことなんですよ。

 

だから、、、、

ちょと頑張っているご自身を休ませましょう!
この話をすると、

「休めって言われても、休めない!」
っておっしゃる方は結構多いんです。

休み方がわからないのです。

 

ですが、
このような状況に陥ってしまったママさんは、
全部の責任をご自身で背負おう
としてしまって可能性があります。

 

何でもかんでも
自分が悪い
って感じてしまう方が多いようです。

 

あなたは
自分が悪いんだ!
って感じることって多いでしょうか?

 

だとしたら、
ご自身が悪いって感じること自体は、
OKとしましょうよ!

 

本当は、その罪悪感を
手放せたらいいんですけど、

すぐ手放せないのだとしたら、
無理して手放さなくても大丈夫です!

 

ただね、
あなたが全部責任取ろうとしている!
ってことに意識を向けて欲しいんです。

 

あなたのお子さんは、
発達障害かもしれません!

 

ですが、

無能ではありません!

ちゃんとした人間です!

 

人間は悩んだりするけど、
その分、
たくさんのことを学んで、
自分で解決することができます。

 

そのことを邪魔していないか?
を考えてみてください。

 

このことについて、
映画の
「ファインディングニモ」
が、とても大切なことを教えてくれます。



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あれは、すばらしい子育て論を
伝えている映画なんですよ!

 

ニモのお父さんのマーリンは、
すごく子煩悩ですが
同時にはげしく心配性です!

 

「ニモに何かがあったら!」
っていつもハラハラしています。

 

そんなマーリンに
ウミガメのフラッシュは言います。

「子どもの力を信じようぜ」

 

そして、
親友のドリーもいいます。

「子どもに何も起きなければ、
 子どもは何もできないわ」

 

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そうなんですよ!

あなたが何もかも全てを
自分でやろうとしなくていいんです。

 

お子さんの力を信じてあげてください!

 

そして、
あなたの周りにいる人達を
信じであげてください。

 

それが、あなたの悩みを解消する方法です。

 

こういうこと、
学校じゃ教えてくれないんですよ!

 

だって、
テストはカンニングしちゃダメ!
じゃないですか?

 

みんなで助け合って
よりよい結果を出す!

なんて本当は社会生活をする上で、
とても大切なことなのに、

学校ではそれをダメだというのです。

 

それって変じゃないですか?

僕は変だと思っています!

 

人が助け合うっていうのは、
とても大切なことだと思います。

 

だから、
あなたが全部の責任を
自分一人で背負おうとせず、
他の人の力をどんどん借りたらいいんです。

 

そして、
その姿をお子さんに
見せたてあげて欲しいんです!

 

お子さんが
一人でも生きていけるように!
なんて考える必要はないんです。

 

誰かの助けを借りながらでもいいんです。

 

そして、
助けを借りながら、
お子さんが自分らしさを
発揮できたらいいんです!

 

ただ、
そういうの苦手!
って感じていらっしゃるあなたの気持ちもわかります。

 

ですから、
無理のない範囲で、
ちょっとでもいいです!
お子さんを信じてみる!
何かを任せてみる!
というところから始めてみませんか?

 

では!

 

-ADHDの心のいたみ, ブログ