images-12

ADHDが生きづらい国【日本】でどう生きるか?

2016/07/14

んにちは!

 

発達障害のための
スピリチュアルヒーラー
うっちーです。

 

ADHDのお子さんって、
強烈な個性を持っていますよね。

その個性の発揮の仕方次第で、
お子さんは問題児にもなれば、
天才にもなります。

 

問題児か?
天才か?

この差は一体どうして生まれるんでしょう?

 

ADHDのお子さんの人生に違いをもたらすあるモノ

絶対不可欠なモノ

があるんです。

 

それは、、、、

薬ではありません。

テクニックでもありません。

 

このことをちゃんと抑えていないと、
あなたのお子さんは惨めなままになるかもしれません。

小学校通うのが嫌いになるかもしれません。

学校の先生も
「お宅のお子さん、何とかなりませんか?」
ってイヤミを言ってくるかもしれません。

 

同級生だって、
お子さんが授業を妨害するようであれば、
イライラが募ってお子さんを虐めるでしょう。

 

ですが、ちゃんと抑えてさえいれば、

お子さんのADHDの症状、行動を
大目に見てもらえます。

 

ちゃんと理解をしてもらえるので、
お子さんも安心して学校に通ったりすることができます。

 

それどころか、
お子さんが本当にやりたいことを見つける手伝いをしてくれたり、
その実現に向けて協力してくれるようになるんです。

 

それは、一体、何だと思いますか?




…
周囲の環境です!

 

これは最も重要な要素なんです!

 

「な~んだ~、がっかり~」
って思いました?

 

既に、このブログでもくどいほどに書いていますしね。

「他に裏技とかないの~?」

って思ったのではないでしょうか?

 

僕、ヒーラーなので、

「ヒーリングでスゴく変わりますよ!」

って、アピールしまくりたいところです。

 

たしかにヒーリングがお役に立つことはできます。

 

ですが、実際は、ヒーリングにも、
できることできないことがあるんです。

 

ヒーリングでは、
環境を変えることは難しいのです。

 

また、お子さん自信も
一人では自分の周りの環境を変えることは難しいのです。

 

いまの日本の公立小学校は、
ADHDの子供には厳しい環境です。

 

何もしないでいては、
お子さんは問題児扱いされるだけです。

 

小学校はある意味、大量生産の場です。

一人一人の個性を重視することには限界があります。

 

団体行動ができない子、ルールが守れない子、
そういった子は、問題児になってしまいます。

 

飛び抜けた才能がある子も、同じように問題児になります。

 

例えば、これは僕に友人の話です。
いまではプロのミュージシャンとして活動していますが、

4歳のときに「ピアノが弾きたい!」って言い出して、

いらいずっとピアノを引き続け、

いまでは大物ミュージシャンのバックでピアノを弾いて、
紅白歌合戦にも何度か出ている人の話です。

 

彼は、飛び抜けてピアノの才能があって、
一日中ピアノのことばっかり考えていました。

 

一日中ピアノのことしか考えてないから上の空、、、

 

先生の話は聞こえてこないし、授業は頭に入らないし、
同級生たちにも興味がない。

 

そうやって育ったそうです。

 

ですから、普通の学校では、合わなかったと言っていました。



その後、音大ではなく普通の大学に入ったのですが、
彼は運良くよい先生や仲間に巡り会って、音楽のスキルを磨いたそうです。


そうした人たちに囲まれた良い環境に巡り会ったからこそ、
かれはピアノの才能を開花させたと言っていました。

 

そうでなかったら、
ピアノ好きのただの変人
だったかもしれないとも言っていました。

 

あなたのお子さんが、
飛び抜けた才能があるのか、いまの僕には分かりません。

 

ですが、
じっくりしっかり自分の興味の赴くまま
やりたいことをやることこそ、
ADHDのお子さんにとって最適な環境と考えます。

 

ですから、それができないのであれば、
環境を変える必要があります。

 

そのためには、
あなた1人で頑張るだけでなく、
学校の先生をはじめとした、
周囲のご協力、ご理解が必要不可欠なのです。

 

ADHDのお子さんにとって、
自分自身を受け入れてもらえる環境づくり
とても大切なんです。

 

ヒーリングを受けてることをご検討いただいている方は、
とくに今回お伝えする内容を頭に入れてください。

 

そうでないと、ヒーリング受けても無駄になってしまいます。

 

そんな訳で、今日は、
ADHDのお子さんに適した環境をどう作るか?
というお話です。

 

ADHDのお子さんは、
自分が興味をもったことは飽きずに何時間でもできます。

 

そして、
その分野については恐怖を感じないので、
とても大胆に行動し、大胆な発想を持つことができます。

 

ですが、ここでADHDにとって最大の敵が現れるのです!

 

それは、

日本の画一的な教育環境

です。

 

ADHDの子供にとっては、
これほどツラいことはありません。

 

能力もアンバランス、
興味の赴くままにしか動けない、
スイッチが入ったら何時間でも熱中する

 

そんなADHDのお子さんとっては、
学校は牢獄に等しいですね。

 

でも、ちょっとだけ別の観点から見てみましょう。

 

例えば、日本ってやたら時間に正確じゃないですか?

 

都内の電車なんか
過密なスケジュールでも、
ちゃんと1分と遅れずに運行しています。

 

海外では10~20分遅れが普通。。。

 

しかも、1時間も遅れたあげくに、
予定してたホームと違うところに停車するとか、

 

日本ではあり得ないことが、普通に起こります。

 

海外でそのような経験をすると
日本人としてはとても腹立たしい訳です。

 

「外国人って、なんていい加減なんだ!」と。

 

そして、
「日本ってすばらしいな~」って思います。

 

時間に正確なのは、

日本人の美徳なんです。

 

また、東日本大震災のときに、
暴動が起きず店舗が荒らされたりしなかったことに、
世界中が驚嘆したと言う話があります。

 

これも日本人の美徳なのです。

 

すばらしい国民性を持っているのです。

が、

が、

そのために、

日本には社会の暗黙のルールがあるんです。

 

気づかないうちに日本人の一人一人が、
自分を抑えることを求められているのです。

 

あなたも小さな頃、
キャーキャー大きな声を出して
友達や兄弟と楽しく遊んでいるとき、


お母さんから、

「静かにしなさい!」
「周りに迷惑をかけちゃダメ」

って言われませんでしたか?

 

また、小学校の入学式を例に挙げると、
新1年生の胸は期待いっぱい、不安いっぱいです。

 

学校到着して、お母さんから離れ、
入学式のためにクラスに分けられ、
体育館の座席に連れて行かれます。

 

そこから、小学校の集団行動が始まります。

このとき、子供たちは周りをキョロキョロ見渡します。

他の子供の様子をうかがいながら、
目立たないように、恥ずかしくないように、
大人しくしています。

 

これが、暗黙のルールです。

子供のころから自然と身に付いてしまっているのです。

 

ですが、
ADHDの子は、暗黙のルールが守れません。

 

ですから、

周りから空気が読めない子供
ルールの守れないダメな子供

と見なされてしまいます。

 

その暗黙のルールはADHDのお子さんには分かりません。

 

分からないことや知らないことで
叱られてしまうのは、とても不可解で、腹立たしいことです。

 

ですから、彼らにとっては、
世界中があとだしジャンケンみたいに見えます。

 

ズルくて、腹立たしく見えてしまうんです。

 

日本の良さ・美徳が、
ADHDのお子さんにとって苦痛なのは、
とても残念でなりません。

 

そして、暗黙のルールですから、
誰もが無自覚に厳守しているんです。

 

ADHDのお子さんにとって、
暗黙のルールを守っている人たちは、
自分を責めて、押さえ込む人に見えてしまうんです。

 

僕自身もすごく押さえ込まれてきたので、
その痛みがわかります。

 

そうならないためにはどうすべきか?

 

まずは、あなた自身が、

暗黙のルールに気づくことです!

 

そして、
お子さんにそのことをちゃんと教えてあげたり、
身近な人たちに、ご理解を頂くことで、

お子さんにとって、良い環境づくりができますよ!

 

僕がこれまでに気づいた暗黙のルールをいくつかあげますね。

 

僕が子供のころ、失敗した例です。

  • 授業中、歌を歌っては行けない。
    (歌わないと字が書けない子供だったので。。。)
  • 毎日お風呂に入らなければならない!
    (毎日お風呂に入らないと不潔だ!と言われた。)
  • 本当のことを言ってはいけない!
    (相手が傷つくことがあるから)
  • 人前で鼻をほじってはいけない!
    (それが不潔だって全然知らなかった。。。)
  • お菓子をもらったら、お返しをしないといけない!
    (お返しせずにいたら、友達に嫌われた。)
  • 何度も遊びのお誘いを断ったら、仲間はずれにされる!
    (気分が乗らなくて何度も断ったら大変なことになった。)
  • 挨拶をしなければならない!
    (担任の先生に挨拶しなかったら、めちゃくちゃ怒られた。)

 

書き出してみると、奇抜なのは出てきませんでした。

 

大人の目線からすると当たり前だったのですが、
当時の僕は全然分からずに周りに多大な迷惑をかけていました。



今すぐ、暗黙のルール探しを始めましょう!
そして暗黙のルールに気づいたら、
それをコメント欄に書いて頂けないでしょうか?

 

意外なルールが出てくるかもしれません!

 

そのルールは、お子さんだけでなく、
あなた自身も縛っているかも知れません。

 

気づくだけで、暗黙のルールと上手に付き合えるようになります。

 

そして、同じ悩みを持っていらっしゃる
他のお母さんたちにも大きな気づきになると思います。

-ADHDの子供の未来をつくる, ブログ