ADHDって診断されるの、恐いんです。

2015/05/10

んにちは!

 

発達障害のための
スピチュアルヒーラー
うっちーです。

 

もし、あなたのお子さんが、

発達障害だって診断されてしまったら?

 

このブログご覧頂いた方から、
連絡が頂けるようになり、
いろいろお話を伺うことができるようになりました。

 

そのうち何人かの方は、
ADHD又はアスペルガー症候群の
疑いのあるお子さんをお持ちの方でした。

 

「病院に行って診断してもらった方がいいのでしょうが、
その勇気がわきません。。。」

という方でした。

 

 

確かに!

 

ADHDだろうな~とは思っていても、

改めて専門家から診断されるってグサッときますよね。

 

ADHDだって事実を受け入れなければならないんですから。。。。

 

あなたにとっても、お子さんにとっても、
その心の痛みが発生しますね。

 

でもね!

ちょっと次の文章読んで考えてみてください。

 

ある男性が、仕事で外回りをしているときの話です。

地下鉄で、座席に座って本を読んでいました。

 

ある駅に着いてドアが開くと、

40代くらいの男性と、
小学生5年くらいの男の子と2年生くらいの女の子が
僕の乗っている車両に入ってきました。

 

様子からして、親子です。



昼間だったので座席は空いていたのですが、
子供たちは、電車に乗るなり大声で歩き回っていました。

そして、父親は私の隣に座ったのですが、
子供たちには目もくれずにブツブツ独り言。。。

一駅、二駅、、と過ぎても父親はぜんぜん注意しません。

 

その子供たちが騒ぐ様子に周囲の人たちもイヤな顔を始めました。

 

私は、車両のイライラ観がピークに達したのを肌で感じてました。

私自身もこのマナーの悪さにムカムカしきました。

 

そこで、私はその父親に向かって
イヤミを混めてキツい口調で注意しました。。

「おまえのところの子供、うるせーんだよ。
おまえも親だろう?どうにかなんないの?」



ちょっと間を空けてから、父親が答えました。

 

「あ、すいません。
 今朝、この子達の母親が交通事故で亡くなりまして、、、
 いま私たちは病院帰りなんです。

 私、すっかり頭が真っ白になっていました。

 子供たちも混乱していまして。

 申し訳ありません。すぐ静かにさせます。。」

 

 

あ、、、、

注意した男性は、
とても恥ずかしくなってしまいました。

 

大切な人をなくしたバカ裏の人の
傷口に塩を塗るようなことをしてしまった。。。

 

躾のできない親だって勝手に思い込んでいた。。。

以上です。

いかがでしょうか?

 

僕らって、つい表面的なことで人を判断しがちですよね?

 

その人がどんな状況におかれているのかは、
表面的なところだけでは全然分かりませんよね。

 

それと同じことが、あなたとお子さんにも起きていますよね?


あなたのお子さんは、
いま学校でどんなふうに見られていますか?

 

この話に出てくる子供たちと同じように、
周りから厳しい視線をあびてませんか?

 

先生から面倒な生徒だ!と思われ、
同級生からはどんくさい、怠け者とみられ、友達ができない。

 

そして、あなたも

躾のできないダメな母親

という見られ方をしていませんか?

 

そんな陰口を叩かれているかもしれません。

 

でも、
もしちゃんと病院で診断してもらったとしたら?

そこで発達障害だって診断したもらったら?

周囲の人達の目も変わんじゃないでしょうか?

 

また、今は発達障害を支援する環境もいろいろあります。

 

発達障害のためのペアレントトレーニングなんかも
なかなか本を読んだだけでは実践が難しいですが、

 

ちゃんと指導してもらえれば成果は上がります。

 

日本では、諸外国に比べて
まだ発達障害に対する理解が低いと言われていますが、

それでも僕らが小さい頃よりはずいぶん環境が良くなりました。

 

ですから、診断を受けることで、
得られるモノがたくさんあるんです。

 

まだ、受診をされていない方は、
ぜひ一度受診をされてはいかがでしょうか?

-ADHDの心のいたみ, ブログ